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荒川区の条例案について 2

荒川区良好な生活環境の確保に関する条例
12月5日に委員会で可決された条例案は、12日の本会議で採決される。
成立すれば来年4月に施行される。

「あらかわ区報」平成20年9月21日号, 平成20年10月1日号でパブリックコメントの募集は告知された。

区議会建設環境委員会では、区が議会に案を提示してから4回の審議がおこなわれている。
猫の餌やり禁止条例?専門の委員会ではなく、常任の委員会で、他にも多くの問題をかかえている。
頓珍漢な質問を繰り返す委員も1人いるが、この条例案には非常に多くの時間を割き、慎重に審議している。
荒川区議会ホームページに委員会音声中継があったので示す。
9月19日(金)の音声(00:06:03 - 01:05:45)当日の案件
10月28日(火)の音声(00:04:48 - 01:08:22)当日の案件
11月17日(月)の音声(00:04:56 - 00:38:33)当日の案件
12月5日(金)午前の音声(条例00:20:03 - 01:43:00, 陳情01:43:00 - 01:51:52)当日の案件
音声の再生にはReal ONE Playerが必要です。案件の閲覧にはAdobe Readerが必要です。

荒川区ホームページには、地域猫についての取り組みを特集したものはないが、「あらかわ区報」では広報されている。
平成20年7月21日号, 平成20年11月11日号, 平成20年11月21日号
飼い主のいない猫の繁殖をコントロールすることで、その数を減らすことができる。
条例に関心が集まっている今こそ、地域猫に対する取り組みをイラスト入りで、わかりやすく丁寧に広報してもらいたい。地域猫への餌やりは処罰の対象ではなく、むしろ推奨していることなのだと。
この説明は、カラスの餌やりやゴミ屋敷の人を処罰するよりも緊急かつ重要なこと。

審議は、はっきり言って全部は聞けていません。聞いた範囲でわかったことを少々。
寄せられたパブリックコメントは255、うち区民からのものは28だった。
12月5日の時点で、オス/メスあわせて80匹の猫に去勢/不妊手術の補助をおこなった。
当初予算765,000円で始めたが、今年度2,500,000円に拡大した。
来年度も同程度の予算計上を考えている。

基本的にこんな条例は無い方が良いに決まっている。
他の自治体でもマネするところがあるだろうけれど。
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