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第1回小動物ワーキンググループ [動物病院]

かなり遅刻しました。

私が注目しているのは、獣医師の臨床研修について。
人間の医者(医師)については、インターン制度が確立している。
獣医師については、半年間の研修が努力義務となっているに過ぎない。
学部在学中は無資格なので自ら診療にあたることは許されない。
つまり、見学するだけ。

獣医師資格を得た後でなければ臨床研修をする機会はないのだが、これについて国庫補助はない。
特殊法人である、日本中央競馬会からの補助金があるのみらしい。
競馬会からのお金だから、小動物に特化した研修には充てられない。
現在の研修施設は、やりくりして、どうにか運営しているのが実情なんだって。

肉や玉子のような食品行政に携わっていたような人が、突然開業することもできてしまう。
獣医師としての経験年数は豊富だったとしても、小動物の臨床は素人。

ペットブームだから、そんな動物病院の先生もたくさんいるんだよ。
自分たちの家族を安心して委ねられるようになって欲しいよね。

委員の中に弁護士がいて、動物関係の裁判のデータをまとめたものを用意していた。
渋谷1.jpg渋谷2.jpg

事務局が準備した論点
論点1.jpg論点2.jpg

獣医療看護師は制度化されそうな感じ。
獣医師の臨床研修がとうなるかは予断を許さない。

次回は7月12日、8月にもう1回開催してWGの意見をまとめ、9月の計画部会に上げるというスケジュール。

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FAX来ました [動物病院]

獣医事審議会計画部会WG開催告知のうち、「小動物分野」だけ申し込んだ。
さっき、22:45ごろFAXが来ましたよ。
三田共用会議所管理官から.jpg
内容は、「会議当日は体温検査します」って。サーモグラフィーだろうね。

残業ご苦労様なわけだけれど、そんな時間にFAX送ってるの?
我が家はいいですよ。まだ起きていますから。会社などのオフィスも問題ない。
でも、FAXで電話が鳴って、起こされちゃう人がいるんじゃないだろうか。
そういう心配しないんですよ。この人たち。

申し込みのとき、メールアドレスも書いたのに。
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獣医事審議会計画部会(第3回)資料公開 [動物病院]

今朝気がついた。「獣医事審議会計画部会(第3回)配付資料」が公開されていた。
http://www.maff.go.jp/j/council/zyuizi/keikaku/h2003/index.html

傍聴するつもりだったが、急用ができたために行けなくなったもの。

議題は
(1)獣医療体制整備に向けた取組について
(2)獣医系大学卒業生の就職先調査について
(3)作業部会の設置について
(4)その他

私が注目しているのは作業部会の設置。
①産業動物分野
②小動物分野
③公務員分野
④民間・研究分野
の4分野の作業部会(WG)を設置し、第3次基本方針に盛り込むべき具体的内容について検討することとする。
作業部会の設置について(PDF:130KB)

3 検討事項(例)

(1)早急に取り組むべき課題
 ① 小動物獣医療に対する行政の役割
 ② 離島、山間部、夜間における獣医療の確保体制
 ③ 小動物獣医療に対する社会的要請への対応
  ・社会が求める小動物獣医療の高度化・専門化
  ・獣医師の職務倫理の確保への対応
  ・高度獣医療施設の整備・充実
 ④ 小動物獣医師に対する研修の充実
  ・卒後研修(生涯研修)を充実させるための研修施設の整備
  ・組織に属していない開業獣医師に対する情報提供の体制整備、技術研修の充実
 ⑤ 動物福祉及び動物愛護の増進を通じた社会貢献のあり方

(2)中長期的な視点で計画的に取り組むべき課題
 ① 小動物獣医師の専門医の制度化
 ② 勤務獣医師の処遇の改善
 ③ 動物看護職のあり方
 ④ 新技術の開発・導入の促進

同資料

早急に取り組むべき課題として挙げられている「小動物獣医師に対する研修の充実」に期待したいんだけど、“充実”には過度の期待はできないのかな。
4月~8月 作業部会の開催(3回程度)
9月 第5回計画部会開催
・課題、検討事項の整理
・第3次基本方針の骨子案の検討
11月 第6回計画部会開催
・第3次基本方針最終案とりまとめ
【パブリックコメント】
今後のスケジュール(案)(PDF:48KB)

小動物分野WG委員は、東大大学院教授、横浜の開業獣医師、大阪の会社社長、農工大大学院教授、開業獣医師(県議会議員)と日本公庫部長。公庫以外の5人は連絡先がわかる。直訴する?
作業部会は公開でおこなわれるから、できる限り傍聴したい。
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獣医事審議会 計画部会が開催されます [動物病院]

農林水産省の2月6日の発表
平成20年度獣医事審議会第3回計画部会の開催及び一般傍聴について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/090206.html


日時は平成21年2月24日(火曜日) 10時00分から12時00分まで
議題は
(1) 獣医療体制整備に向けた取組について
(2) 獣医系大学卒業者の就職状況調査について
(3) 作業部会の設置について
(4) その他
傍聴希望者は2月18日(水曜日) 17時00分(必着)までにFAXで申し込むこと。

注目したいのは「作業部会の設置について」。
第1回の会議では、「小動物臨床獣医療」と「“食の安全”を担う獣医師不足問題」が一緒に話題になっていた。
農林水産大臣が発した諮問文は範囲が広い。
「獣医療法(平成4年法律第46号)第10条第1項の規定に基づき、獣医療を提供する体制の整備のための基本方針を定めるに当たり留意すべき事項について、同条第4項の規定の基づき、貴審議会の意見を求めます。」
委員の任期は昨年9月からの2年間。実質残り1年で答申をまとめなければならない。

複数の委員が、分野ごとに分科会のようなものを開催したいという意見を述べていた。
当日(12月2日)は言いっぱなしで、特に決議はされていなかったようだが、少数の委員を専門分野ごとに分けることによって、踏み込んだ議論を、スピーディーにできるようになるはずだ。

今回の会場は農林水産省本館4階。
次官経験者襲撃事件以前から、入館には顔写真入りの公的書類を求めていたんだけど、この日はそんなのなくてもいいのかね。
説明しとかないと当日混乱するよ。
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農林水産省改革のための緊急提言 が発表されました [動物病院]

農林水産省改革のための緊急提言(全42ページ)が農林水産省改革チームによってまとめられ、発表された。
時間ある方は、ぜひお読みいただきたい。

農林水産省改革チームは、事故米問題を契機として、国民視点から農林水産省の業務・組織の見直しについて検討を行うために設置された。その使命は、当該問題発生の原因究明や直接的な再発防止策を策定するものではない。BSE問題に続いて事故米問題を発生させた農林水産省が抱える根本的な問題点を洗い出し、それを払拭するための改革案を策定することがこの改革チームの使命である。

Ⅰ 緊急提言に当たって(基本的な認識)
1 提言に当たっての基本認識
(1) 今回の事故米問題で農林水産省の信頼は完全に失墜した。
農林水産省は、国民の視点に立った行政を行わなければならない。しかし、往々にして生産者サイドの視点に偏り、消費者視点をおろそかにしてきた結果、国民からの信頼は失墜したと深く反省する必要がある。我々が今後「国民視点に立つ」と言う時には、常にこの反省の上に立つべきである。

本文省略

おわりに
1 農林水産省改革の成否は今後の農林水産省職員一人一人が国民を意識し、襟を正して業務の見直しを実現できるかにかかっている。我々は国民が農林水産省のあり方に不信感を持っており、農林水産省が自らの力で改革を果たせるのかが試されていることを忘れてはならない。
2 そのためにも、各部署で行われる「国民視点に立った業務再点検運動」を組織をあげて適確に実行することが不可欠である。その進捗状況や改革内容は国民の常識から外れたものであってはならない。また、今回の提言内容が確実に履行されるように確認をしていく必要がある。
3 なお、今回の提言に当たっては、省外からホームページに69件の意見が寄せられ、省内の掲示板には523件の意見が寄せられた。こうした意見を参考にしながら今回の提言がまとめられた。改革チームとしては、意見を寄せていただいた多くの方に感謝を申し上げたい。また、今回の提言は、民間企業の取組も参考にしている。各々の見直しを具体化するに当たっては、これまで及び将来の民間企業の取組もさらに詳しく研究し、有効と思われるものは取り入れる努力も継続していきたい。これを契機に今後は全職員が一丸となって農林水産省改革の輪を更に広げ、真に国民から信頼が得られるような農林水産省の再生に向けて全力を尽くしたいと考えている。

農林水産省改革のための緊急提言 平成20年11月27日 農林水産省改革チーム

獣医療は農林水産省の管轄ではあるけれど、主要な業務ではない。
しかしながら、
Ⅰ 緊急提言に当たって(基本的な認識)
2 農林水産省の抱える根本的な問題点
(1) 国民のためにこそ存在するという使命感の欠如
(2) 事なかれ主義の調整型政策決定
かつての農林水産省は、世間の耳目も集めながら国民の期待や不安に応えるべく政策決定を行っていたが、次第に国民生活に重大な影響が及ぶ政策さえ、国民の目の触れないところで決められるようになった。 これとともに、直接的な利害関係者と調整すれば事足りるといった自己防衛的な政策決定がはびこるようになり、国民や現場実態と行政が乖離していった。また、政策の裏付けとなる事実を大切にして客観的・科学的な政策決定を行い、それを継続的に検証する意識も低下していった。
この結果、関係する勢力の間で利害が対立し調整が困難な案件が先送りされる、特定の勢力の意向を強く反映した政策決定が行われる、政策の必要性や内容の妥当性について十分な説明や評価・検証が行われていない、真に国民や現場が求める政策ニーズに応えられていない、企画部門と執行部門の連携が機能せず現場の実態を政策にフィードバックすることができないなどの政策推進上の問題点が露呈している。
さらに、
Ⅱ 農林水産省改革の具体的内容
4 業務内容の改革
(1) 国民視点に立った業務再点検運動の実施
ア農林水産省の業務を大別し、国民視点に立ったあり方を示すと次のとおりである。
① 規制業務
規制業務は、国民の権利義務に直結するため、規制内容について国民の意見を偏りなく聞いた上で決定すべきである。また、経済社会環境の変化を踏まえ、規制内容を一定期間ごとに検証し、必要な見直しを行うべきである。
さらに、規制に関する苦情処理については、不作為の発生防止措置を講じるとともに、国民に親切、丁寧、正直な対応となるための体制づくりをすべきである。
(2) 消費者を含めた第三者の意見の反映
ア 各部局において消費者を含めた第三者の業務運営に関する意見に耳を傾けるべきである。
イ また、今回の農林水産省改革については、農林水産省のホームページや、省内掲示板に多くの意見が寄せられた。この中には、個別業務の見直しについての意見も含まれていた。このため、「国民視点に立った業務再点検運動」に併せ、こうした意見を担当部署が検証し、改善を行ったものについては公表すべきである。

と、省として国民視点を尊重することをうたっている。
なんでもかんでも消費者が正しいとは言わないが、理解できる説明がなされるようになるはずであるから、大いに期待したい。

意見などは電話や書面で担当部署に直接述べる方がよいが、農林水産省のご意見・お問い合わせ窓口を利用することもできる。
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獣医事審議会 計画部会が開催されます [動物病院]

農林水産省の11月19日の発表
平成20年度獣医事審議会第1回計画部会の開催及び一般傍聴について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/081119.html

日時は平成20年12月2日(火曜日) 10時30分から12時30分まで
議題は
(1) 獣医療をめぐる情勢について
(2) 獣医療を提供する体制の整備を図るための基本方針について
(3) その他

傍聴希望者は11月26日(水曜日)17時00分(必着)までにFAXで申し込むこと。
※あくまでも傍聴であり、意見を述べる場ではありませんから、誤解のないように。

獣医事審議会のホームページには、平成14(2002)年以降の議事録ないし議事要旨が載っている。
「計画部会」が獣医事審議会のどんな分野を受け持つ部会なのかはわからなかった。
獣医事審議会令に基づいて置かれた機関なのに、役割がわからないってのも変ですけど。

平成15年、16年、17年度に1回ずつ開催されているが、今回はそれ以来の開催のようだ。
(1)臨床研修を行う診療施設の指定について
事務局説明と審議が行われた。
(2)その他
獣医療を提供するための体制の整備を図るための基本方針の概要等について、事務局から説明が行われた。
平成15年度第1回 議事要旨(PDF:7KB)
(1)臨床研修を行う診療施設群の指定について
千葉県農業共済組合連合会が開設している診療施設群の変更について審議が行われた。
(2)その他
獣医療を提供するための体制の整備を図るための基本方針等について説明等が行われた。
平成16年度第1回 議事要旨(PDF:8KB)
(1)獣医師法第16条の2第1項の規定に基づく診療施設の指定について
北海道において共同して臨床研修を行う診療施設について審議が行われた。
(2)診療施設の指定基準及び研修目標について
臨床研修診療施設指定基準及び臨床研修目標について審議が行われた。
(3)その他
獣医療を提供するための体制の整備を図るための基本方針等について説明等が行われた。
平成17年度第1回 議事要旨(PDF:8KB)

今回の議事が、事務局(畜水産安全管理課)からの説明だけなのか、審議や決定がなされるのかは不明。

2ちゃんねる掲示板でも紹介されていたけど、あれ書いたのは私じゃないです。
農水に19日に面会に行ったとき、「申し込んだけど抽選で当るのか」みたいなことを職員に尋ねていた人がいましたね。

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