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相撲協会のガバナンス

相撲協会を扱うなんて、今までのブログの内容と全然違うけど、もうちょっとだけ。
横綱大鵬が、貴ノ花に敗れて引退したとか、子供の頃から好きだったからね。

「公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針」についてっていうのがあって、それに従うよう指導しているはずなんだけど、相撲協会は守っていない。

4.  機関  公益法人の機関は、当該法人の健全かつ継続的な管理運営を可能とするとの観点から、少なくとも次の事項に適合していなければならない。
(1) 理事及び理事会
1)から4) 略
5)  理事のうち、同一の親族(3親等以内の親族及びこの者と特別の関係にある者)、特定の企業の関係者(役員、使用人、大株主等)、所管する官庁の出身者が占める割合は、それぞれ理事現在数の3分の1以下とすること。
 また、同一の業界の関係者が占める割合は、理事現在数の2分の1以下とすること。
以下略
公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針


理事は12名で、うち10名は年寄。多数決によれば、外部の意見を抹殺できる数である。
時津風部屋傷害致死事件を受け、文部科学省が外部役員の選任を求めた結果らしいが、要求すべき数字とは大きくかけ離れている。
たたき上げはカウント外なんて、どこにも書かれていない。
特例民法法人・公益法人は、社会の非常識がまかり通るムラ社会であってはならない。

相撲協会が反社会的勢力になってしまった責任は、歴代役員(現在の外部役員を含む)にあるはずだが、文部科学省にも間接的な責任があることを忘れてはならない。
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