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共用部の電気代が安くなった [マンション管理]

以前管理会社から「変圧器で電圧を下げて照明に使うと安くなる」などという、子供だましの提案をされたことがありますが、そんなのとは違うちゃんとした方法です。

東京郊外の単棟型分譲マンションです。
もちろん共用部で電気を使っています。
廊下などの照明の他、エレベータ、機械式駐車場や受水槽からの揚水ポンプなどがあります。
以前は従量電灯と低圧電力という2つを契約していました。
これを低圧高負荷契約というものに一本化したところ、年間数万円安くなりました。
原則として契約電力が30kW以上50kW未満と書いてありますが、27kWでも契約してくれました。
単価の関係で、動力用よりも照明などの比率が高いところは安くなることが多いので、ご検討ください。
変更する際の工事料金などは不要ですが、逆に高くなった等の理由で戻そうと思っても、1年単位の契約なのですぐには戻せません。

管理会社から東京電力に問い合わせてもらったのですが、管理会社の担当者も制度を知りませんでした。

もっと規模の大きいところでは、商社などが設立した売電事業者と契約するのも良いでしょうね。
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エビアン

初めまして。
われわれプロもそのように交渉します。
東北電力は堅いですが・・・。
27kwなのに契約するとき東電さんはなにか言ってましたか?
ebi@ebi-fly.com
by エビアン (2008-06-19 10:46) 

もぐ。

プロ来てびっくり。

私はマンション管理組合の理事長をしています。
大昔の管理会社担当から、節電トランスを薦められたことがあります。
そこまでおバカではなかったので、鼻で笑ってお断りしました。

従量電灯は照明がほとんどを占めていますので、時間帯別電灯を聞いたこともあったのですが、その時には簡単に断られました。
管理員は週あたり3日の勤務で、需要を夜間に移せないからだそうです。ごもっともです。

素人なもので、当時は主開閉器契約は知りませんでした。
従量電灯と低圧電力の使用量から、安くなりそうだということがわかったので、管理会社担当に話しました。
実際の交渉は管理会社がしてくれたのですが、やはり素人ですから、特にねじ込んだということもないと思います。
東電はあっさり、過去1年の実績を基にした比較表を作ってくれました。
30kWで契約しても僅かながらメリットがあったので、それでも契約を変更したでしょう。

約款でも「原則として...30kW以上50kW未満」となっています。
どの程度まで緩和されるのかは、担当者によるのかも知れませんね。
by もぐ。 (2008-06-19 12:31) 

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